これから観る舞台10月後半by柾木博行
モナカ興行『旅程』(作=フジノサツコ、演出=森新太郎)
10/19(金)〜 28(日) 三鷹市芸術文化センター 星のホール 3,200円
ホームグラウンドである円の7月公演『ガリレイの生涯』では、真実を求める男の苦悩を描き出した森。もうひとつのホームグラウンドで、今回はどんな舞台を見せてくれるか。
山の手事情社『トロイラスとクレシダ』(原作=W.シェイクスピア、構成・演出=安田雅弘)
10/24(水)〜 28(日) 東京芸術劇場 シアターウエスト 4,500円
9月にルーマニアのシビウにある国立ラドゥスタンカ劇場で近松の『女殺油地獄』を現地の俳優相手に演出してきた安田。今回は8月に蜷川も上演したシェイクスピアの「問題劇」を上演する。
SPAC『病は気から』(原作=モリエール、潤色・演出=ノゾエ征爾)
10/27(土)・28(日)・11/3(土)・4(日) 静岡芸術劇場 4,000円
今年の岸田戯曲賞受賞以降、売れっ子となったノゾエが、今年3本目の演出作として選んだのはモリエール。スズキトレーニングメソッドで鍛えられたSPACの役者たちをどう使うのか、興味深い。
柾木博行