作者アーカイブ: 天野道映
日本人はなぜこれほど深くベートーヴェンを愛するのか。上田久美子作・演出の宝塚歌劇『fff フォルティッシッシモ――歓喜に歌え!』に、その答えが隠されている。/天野道映
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827) …
新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』――死と再生の物語/天野道映
2019年12月に新橋演舞場で新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』…
『レ・ミゼラブル』と『エリザベート』--頼むべきは神か自分か/天野道映
ヨーロッパ文化の刻印 ミュージカルは社会を鏡…
人間としての矜持――歌舞伎座2018年12月坂東玉三郎「壇浦兜軍記 阿古屋」/天野道映
歌川国貞「遊君阿古屋」(文政~嘉永年間)国立国会図書館ウェブ…
歌舞伎と能とオペラのコラボレーション――歌舞伎座2018年7月「源氏物語」/ 天野道映
土佐光吉 『源氏物語図色紙』より「花宴」(東京国立博物館) …
歌舞伎俳優片岡仁左衛門の見事な早野勘平。それは形容の東京型。精神の上方型。――歌舞伎座2017年11月『仮名手本忠臣蔵』六段目/天野道映
『仮名手本忠臣蔵』六段目はまるで不条理劇である。勘平は手に…
今なぜ『グランドホテル』なのか/天野道映
2016年から2017年にかけて、時を置かずに上演されたブ…
現代演劇と「伝統演劇の水脈」――明日海(あすみ)りおの凄絶な美貌の亡魂 宝塚歌劇花組『金色(こんじき)の砂漠』/天野道映
世界がジェンダーについて中立的でない以上、男と女は常にホーム…
「人は過ぎ去った恋を悔やみながら生きていく」:鵜澤久(うざわひさ)が舞う復曲夢幻能『松浦佐用姫(まつらさよひめ)』――夢幻能と夢を見る者―― /天野道映
歌川国芳「松裏佐用姫」『賢女烈婦傳』より。大英博物館。一部。…
宝塚歌劇宙組『 エリザベート―愛と死の輪舞(ロンド)―』:美貌と悲劇のオーストリア皇后エリザベートの生涯を宝塚は少女漫画の文脈で読み直した/天野道映
ウィーン・ミュージカルの日本初演20周年。美貌と悲劇のオース…