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2016年1月17日(日)の劇評講座では、燐光群所属の劇作家、清水弥生氏をお招きしました。清水氏は『シンクロナイズド・ウォーキング』で鮮烈なデビューを飾りました。2014年初演の『ブーツ・オン・ジ・アンダーグラウンド』(藤井ごう・演出、燐光群、梅ヶ丘BOX、5月)は、第20回劇作家協会新人戯曲賞最終候補作となり、『シアターアーツ』59号でも2014年年間回顧アンケートでトップ10に入っています。

集団的自衛権容認後の日本で、重度障害者が周りの反対を押し切って「お国のため」に働こうとするという「反乱」。捻りの利いたピカレスク・ロマンだ。まったく説教臭さがない、爽快な舞台 (野田学 『悲劇喜劇』2014年9月号)

 障害者という存在から状況への警告や内省を迫る清水の筆致 (藤原央登 『シアターアーツ』59号、2015年4月)

今回のトークでは、清水氏に創作過程を中心にこれまでの演劇活動についてうかがいました。

シアターアーツ編集部

日時   2016年1月17日(日曜日) 18:00〜20:30
場所   座・高円寺 B3 けいこ場2
当日参加料 1,000円(予約不要)

清水弥生氏
清水弥生氏