これから観る舞台 3月前半by嶋田直哉
ホリプロ招聘公演『ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリー
ムコート』(作曲=アンドリュー・ロイド・ウェバー 作詞=ティム・ライス)
3/3(木)〜 14(月) 12,000〜9,000円
ロイド・ウェバー20歳の作品。とかく『オペラ座の怪人』や『キャッツ』
ばかりが注目される中で、原点ともいえる作品が観られることは誠に喜ばし
い。軽妙な旋律はまさに「テクニカラー」。
パルコ・プロデュース公演『国民の映画』(作・演出=三谷幸喜)
3/6(日)〜 4/3(日) 9,000円
チラシを見ても気合いが感じられる作品。政治と歴史の群像劇を三谷幸喜がどのように描くのかに注目。段田安則をはじめキャストも熱い。三谷幸喜が『ろくでなし啄木』の水準を維持することができれば今年はかなり面白いことになる。
ラッパ屋公演『凄い金魚』(脚本・演出=鈴木聡)
3/10(木)〜 21日(月・祝) 4,500円
水準の高い作品を発表し続ける鈴木聡。前回の『YMO』はスピード感あふれて面白かった。今回は再演だがラッパ屋の原点を観ることができそうだ。
嶋田直哉