これから観る舞台3月後半by藤原央登
オイスターズ『ドレミの歌』(作・演出=平塚直隆)
3/15(金)〜17(日) 下北沢「劇」小劇場 1,500円〜2,800円
名古屋を拠点に活動するオイスターズの、「若手演出家コンクール2011」最優秀賞受賞記念公演。不条理でかつシュールな脱力系の笑いが堪能できる。東京の後、新潟・仙台・京都、そして名古屋を回る。
OM−2『一方向』(構成・演出=真壁茂夫)
3/23(土)・24(日) 日暮里 SUNNY HALL 2,000円〜2,800円
数少ない本物の前衛劇団として存在し続けるOM−2。資本主義を俳優の身体でねじ伏せてみせた『作品NO.7』(2010年)は圧巻だった。これを上演したのと同じ劇場で、さらに思索を深めた作品が提示されることだろう。
劇団チョコレートケーキ『熱狂』『あの記憶の記録』(作・演出=日澤雄介)
3/23(土)〜31(木) サンモールスタジオ 500〜5,000円
劇団名とは裏腹に、硬質な社会派の作風を志向し注目を集めている集団。2本同時上演。さらに、10日に発表された「若手演出家コンクール2012」で最優秀賞に選ばれた『親愛なる我が総統』も、31日に1ステージだけ上演される。
藤原央登