これから観る舞台1月後半by藤原央登
マームとジプシー『あ、ストレンジャー』(原案=アルベール・カミュ『異邦人』、作・演出=藤田貴大)
1/18(金)〜 27(日) 吉祥寺シアター 3,500円
2011年4月、清澄白河SNACで上演された作品をもう一度。試演の趣が強かった初演はほとんど印象に残っていない。次なる転回を期待したいところ……
演劇集団 砂地『Disk』(作・演出=船岩祐太)
1/24(木)〜 27(日) シアタートラム 1,250〜4,000円
カムヰヤッセンと共に「シアタートラム ネクストジェネレーションvol.5」に参加。カレル・チャペック『ロボット(R.U.R)』を原作に、3.11以後のヒューマニズムの可能性を描いた『RUR』(2012年12月)が優れていた。「ネクストジェネレーション」でも良作を生み出して集団として一気に飛躍するか?
渡辺源四郎商店 らっせらープロジェクトvol.6『みなぎる血潮はらっせらー』(作・演出=畑澤聖悟)
1/26(土)・ 27(日) 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ マルチホール 500円〜3,000円
キャッチコピーは「父よ! 守るべきは家庭か、青森の平和か」。地球と家庭で板ばさみになる父親の哀愁。ヒーローを市井人として扱う手つきは、松本人志のコントを彷彿とさせる。
藤原央登