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「演劇の未来と可能性について-中津留章仁氏を迎えて-」

  • 日時:2017年1月29日(日)、18時スタート
  • 場所:座・高円寺地下3階けいこ場2
  • ゲスト:中津留章仁(劇作家・演出家/TRASHMASTERS
  • 聞き手:新野守広(ドイツ演劇研究・演劇評論家)
  • 主催:国際演劇評論家協会日本センター/シアターアーツ
  • 協力:座・高円寺
  • 受講料:500円(当日お支払い、予約不要)

2000年にTRASHMASTERS(トラッシュマスターズ)を旗揚げして以来、
主宰者としてすべての作・演出を手掛けてきた中津留章仁氏は、
現代社会が抱える問題を正面から描く骨太の作風で高い評価を受けてきました。

2015年に上演した『そぞろの民』が、
「劇評家が選ぶ2015 ベストステージ・ベストアーティスト」(『シアターアーツ』 2016 春 通算60号にて発表)にて、
「作品部門」「ベストアーティスト」で1位に選ばれる
など、
いま最も注目される劇作家・演出家の一人です。

2016年には5本もの書き下ろし新作公演(*)が予定されるなど、その精力的な活動には目を見張るものがあります。
本年1月の劇評講座では、座・高円寺での新作公演直前の中津留氏を講師にお招きし、
公演にかける意気込みをうかがうとともに、演劇への情熱がどこからくるのか、
演劇と社会の関係はどうあるべきかなど、演劇の未来と可能性に迫ります。

(*)2016年作品
・TRASHMASTERS 『猥り現 みだりうつつ』(2月、赤坂レッドシアター)
・青年劇場『雲ヲ掴ム』(4月、紀伊國屋サザンシアター)
・TRASHMASTERS『殺人者J』(7月、下北沢駅前劇場)
・劇団民藝『箆棒 べらぼう』(9月、紀伊國屋サザンシアター)
・劇団東演『琉球の風』(11月、東演パラータ)

ゲスト略歴

中津留章仁(なかつるあきひと)氏

中津留章仁

1973年、大分県生まれ。
劇作家・演出家。TRASHMASTERS(トラッシュマスターズ)主宰。
主な作品に、『奇行遊戯』 『黄色い叫び』 『背水の孤島』 『来訪者』 『虚像の礎』 『そぞろの民』 『猥り現』 『雲ヲ掴ム』 『殺人者J』(作・演出)、『バグダッド動物園のベンガルタイガー』(演出)ほか。
第19回読売演劇大賞・選考委員特別賞、同・優秀演出家賞、第46回紀伊國屋演劇賞、第14回千田是也賞受賞など多数。
日本劇作家協会理事。

受賞歴
第14回 千田是也賞
第46回 紀伊國屋演劇賞 個人賞 
第19回 読売演劇大賞 選考委員特別賞 TRASHMASTERS『背水の孤島』
第19回 読売演劇大賞 優秀演出家賞   
第20回 読売演劇大賞 優秀演出家賞 
第22回 読売演劇大賞 優秀演出家賞 
2015年 「シアターアーツ 劇評家が選ぶ2015 ベストステージ・ベストアーティスト」
第14回 鶴屋南北戯曲賞 最終ノミネート
第15回 鶴屋南北戯曲賞 最終ノミネート 
第55回 岸田國士戯曲賞 最終ノミネート
第56回 岸田國士戯曲賞 最終ノミネートなど