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フェスティバル/トーキョー『羅生門|藪の中』 ©目
フェスティバル/トーキョー『羅生門|藪の中』 ©目

 今年度よりAICT日本センター/シアターアーツ主催劇評家講座は、3ヶ月を1タームとして、そのタームごとにテーマを設定し、レクチャー、合評会、そしてゲストを招いてのシンポジウムを行ってきました。

11月から1月までのテーマは「フェスティバル」。
そこで今回は、『羅生門|藪の中』(フェスティバル/トーキョー14)にてドラマトゥルクを務める長島確氏をゲストにお招きし、シンポジウムを開催しました。

国際フェスティバルにおける現場の実際とは? 国際共同制作における可能性と困難とは? そのような現場におけるドラマトゥルクの役割とは? パレスチナと日本、演劇と美術、そして作り手と観客の「あいだ」を繋ぐものとして存在するドラマトゥルクの目線から、本作品の創造課程と結果について語っていただきました。

 

長島確氏 ©川瀬一絵
長島確氏 ©川瀬一絵

長島確(ながしま・かく)
F/T14『羅生門|藪の中』ドラマトゥルク。日本におけるドラマトゥルクの草分けとして、演劇、ダンスからアートプロジェクトまでさまざまな集団創作の現場で活躍。最近の参加:『ザ・ワールド』(大橋可也&ダンサーズ)、「アトレウス家」シリーズ、『長島確のつくりかた研究所』(東京アートポイント計画)など。著書『アトレウス家の建て方』。中野成樹+フランケンズ所属。座・高円寺創造アカデミー講師。

聞き手 關智子(せき・ともこ)
シアターアーツ編集部員。日本学術振興会特別研究員。早稲田大学大学院文学研究科博士課程在籍。専門は現代西洋演劇、イギリス演劇、演劇テクスト等。『ポストドラマ時代の創造力』(白水社、2014年)の編集補佐を務める。

会場:座・高円寺・地下3F けいこば2
日時:1月18日 18時〜20時30分
講師:国際演劇評論家協会の会員+シアターアーツ編集部
参加費:年間受講8,000円(特典として座・高円寺「なみちけ」2枚付き)、1月単独受講1,000円
主催:国際演劇評論家協会日本センター・シアターアーツ編集部
企画協力:NPO 法人 劇場創造ネットワーク/座・高円寺