川口隆夫氏
川口隆夫氏

 一昨年スタートした国際演劇評論家協会日本センター/シアターアーツ主催の劇評家講座。今年度は、劇評を書くことに限らず、劇評を元にディスカッションをしたり、演出家、劇作家などの作り手を招いてのトークを聞くなど、多面的な形で舞台芸術について考えていく場としています。

 8月からの3カ月はダンス、パフォーマンスについて考えるシリーズ。その最終回となる10月は、「ダンスでも演劇でもない、 まさに<パフォーマンス>としか言いようのない……」と題して、ダンサー/振付家/パフォーマーの川口隆夫をゲストに招いてお送りしました。

 川口氏は、今年の第18回シアターアーツ賞で佳作となった宮川麻理子氏の「『せめて鋳型に鉄を流し込むようにその踊りの形の中に自分を流し込むことによって』──川口隆夫『大野一雄について』評」で取り上げられた大野一雄をモチーフとした作品など、さまざまな意欲作を発表しているパフォーマーです。10月の劇評家講座では、川口自ら会場でパフォーマンスを行い、作品創作の秘密についてじっくり語っていただきました。

 

川口隆夫(かわぐち・たかお) 90年代に「ATA DANCE」「ダムタイプ」を経て、2003年以降はソロを中心に、演劇・舞踊・映像・美術をまたぐパフォーマンスを展開。ジャンルに囚われず、常に新しい表現方法やテーマを模索するパフォーマンス作品を目指している。近作に土方巽の著を元にした『病める舞姫をテクストに』(2012 大野一雄フェスティバル)、<自分について語る>をテーマにした『a perfect life—vol.6 沖縄から東京へ』(2013 恵比寿映像祭)など。

 

川口隆夫氏によるパフォーマンス付き講座「ダンスでも演劇でもない、 まさに<パフォーマンス>としか言いようのない…」
10月26日(日)18:00~20:30
会場:座・高円寺・地下3F けいこば2
講師:国際演劇評論家協会の会員+シアターアーツ編集部
参加費:年間受講8,000円(特典として座・高円寺「なみちけ」2枚付き)、10月単独受講1,000円
主催:国際演劇評論家協会日本センター・シアターアーツ編集部
企画協力:NPO 法人 劇場創造ネットワーク/座・高円寺