これから観る舞台4月後半by藤原央登
ティーファクトリー『カルデロン&ピュラデス(リーディング)』(作=ピエル・パオロ・パゾリーニ、訳=田之倉稔(カルデロン)/石川若枝(ピュラデス)、演出=川村毅)
4/17(水)〜 22(月) 座・高円寺1 カルデロン=4,800円、ピュラデス=2,500円、二作品セット券=7,000円
パゾリーニによる前6本の戯曲の「日本初演」プロジェクト。上演とリーディングの二本立てでもって今年、完結。
劇団はへっ『矢印』(作・演出=木村和博)
4/19(金)〜 24(水) 新宿眼科画廊 地下 1,000円〜1,800円
2009年、桜美林大学にて結成。第4回公演の本作をもって学外を飛び出す。主宰の木村は、問題意識を持って演劇創造をする数少ない若手演出家。
現代劇作家シリーズ3 フェルナンド・アラバール『戦場のピクニック』フェスティバル
4/23(火)〜5/6(月) 日暮里d-倉庫 2,200円〜2,800円、通し券=5,000円・5,800円
前衛劇団、OM-2が運営する劇場・スタッフが主宰するこの企画。一本の作品を複数の劇団が2週間に渡って連続上演するというもの。ブレヒト、イヨネスコに続く3回目は、アラバール『戦場のピクニック』を15団体が取り組む。
藤原央登