これから観る舞台・4月後半by藤原央登
ままごと『わが星』(作・演出=柴幸男)
4/15(金)〜5/1(日) 三鷹市芸術文化センター 星のホール 3,150円〜3,500円
極大(宇宙)と極小(私)の対比をロマンティックに描いた傑作。この作品以後、「わが星現象」と呼びたくなるような類似作品が散見された。
ブス会*『淑女』(作・演出=ペヤングマキ)
4/17(日)〜5/3(火) リトルモア地下 3,000円
去年の旗揚げ公演は、女性の業がぶつかり合う物語だった。それだけだと厳しい。かといって性の開陳は、ペヤングマキがかつて所属していたポツドールと同じ。難しいところ。
Uフィールド『光の駅―宇宙の中で―』(テキスト=太田省吾、脚色・構成・演出・美術=井上弘久)
4/21(木)〜24(日) スタジオP.A.C 3,500円
「転形劇場」所属俳優だった井上弘久が取り組む太田省吾の劇世界。太田は、世界に佇む身体の在り処を終生思考した。その思想は今の状況にも通低する。
藤原央登