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2017劇評講座II

「演劇の《真面目なふざけ方》 劇団チャリT企画・楢原拓氏を迎えて」

  • 日時:2016年9月24日(日)、18時~20時(予定)
  • 場所:座・高円寺地下3階けいこ場2
  • ゲスト:楢原拓氏(劇団チャリT企画主宰、劇作家・演出家・俳優)
  • 聞き手:野田学(演劇評論家、明治大学教授)
  • 主催:国際演劇評論家協会日本センター/シアターアーツ
  • 協力:座・高円寺
  • 受講料:500円(当日お支払い、予約不要)

「ふざけた社会派」として、深刻な主題を、風刺の効いた社会派群像喜劇に仕立てあげてきた劇団チャリT企画。憲法改正国民投票前日という近未来日本のコンビニを舞台にした『アベベのベ』では2006年王子小劇場・佐藤佐吉演劇賞「優秀脚本賞」を受賞、実在の凶悪少年犯罪をモチーフに、死刑か更正かを巡って揺れ動く市民社会をスリリングに描いた『ネズミ狩り』では2008年の同演劇賞「最優秀脚本賞」を受賞しています。

今回は、劇団主宰の楢原拓氏を迎え、演劇における《真面目なふざけ方》を、氏の作品を振り返りながら考えていきます。

ゲスト略歴

楢原拓氏 (chari-T)

楢原 拓(ならはら たく)氏(chari-T) 

1973年埼玉県大宮市(現さいたま市)生まれ。早大一文卒。劇団チャリT企画主宰。劇作家・演出家・俳優。日本劇作家協会事業委員。日本脚本家連盟会員。高校時代から演劇活動をはじめ、1994年早大入学と同時に同大演劇研究会に入会。先輩劇団である「双数姉妹」「東京オレンジ」に俳優として参加したのち、1998年劇団チャリT企画を旗揚げ。以降、30作品以上の作・構成・演出を努める。

劇団Web: 劇団チャリT企画