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特集:60年代演劇からの射程
[シンポジウム]「溢れる言葉、異端の遊戯」扇田昭彦×梅山いつき×西堂行人(司会)
いま、唐十郎の劇を上演すること  中野敦之
[ダンス評]
この数年間の重さを失った日々――ヤザキタケシ・松本芽紅見ほか『Weightless Days』  上念省三
[劇評]
宮城聰の反メタシアター?――SPACの『黄金の馬車』を芸道ものとして読む  井上 優
死を想うこと――クロード・レジ『室内』  塚本知佳
汚れちまっった科学者に――文学座『ガリレイの生涯』  長崎 航
批判もなく敬意もなく――『ストリッパー物語』のこと  林カヲル
[観劇レポート]
教室は世界の〝箱庭〟—第59回全国高校演劇大会を観て—  今村 修
[展覧会評]
原子力とメディアと芸術の相同性から内破へ――高嶺格の『クールジャパン』試論  エグリントンみか
世界の演劇から
リミニ・プロトコルについてのプロトコル的なもの—フェスティバル/トーキョー三度目の来日を前に  萩原 健
社会に向き合う作品で、観客を触発する国際演劇祭—ウィーン芸術週間とフェスティバル/トーキョー  桂 真菜
不在のありか—二〇一三年シビウ国際演劇祭  野田 学
高度福祉社会の光と翳—スウェーデンの現代演劇が映し出すもの  立木燁子
ヨーロッパ演劇、一つの新しい試み—スウェーデン、ヨンショーピン演劇祭の報告  穴澤万里子
[連載]
演劇人インタビュー ―― 逆光線 ⑥ 松本祐子さん  山田勝仁
街と劇場❺――北九州芸術劇場 館長・チーフプロデューサー津村 卓  嶋田直哉
演劇男子パラダイス――サトウケンジ  関島弥生
舞台時評 ―― すれからしの眼差し6 破局は言葉を生き返らせる  内田洋一
小劇場時評 ―― 実験劇集団の新たな台頭―橋本清とブルーノプロデュース  藤原央登
ミュージカル時評 ―― 名作の東京初演、文芸大作、迫力の来日公演   小山内伸
ダンス時評 ―― ダンスは、深層の表出? それとも、表層の戯れ?  坂口勝彦
関西からの発言 ―― 関西ですが……知れば知るほど奇妙な情況  菊川徳之助
[書評]
佐伯隆幸訳『コルテス戯曲選2』(れんが書房新社) 斉藤偕子

上演台本掲載:作=宮沢章夫『夏の終わりの妹』(遊園地再生事業団#19上演台本)
作=アフガニスタン人権民主主義連盟 翻訳=後藤絢子/村山和之『Infinite Incompleteness(修復不能)』(社団法人国際演劇協会(ITI/UNESCO) 日本センター公演「紛争地域から生まれた演劇・5」上演台本)

特別価格1,400円(税別)9月20日発行予定