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SPAC『黄金の馬車』(作=プロスペル・メリメ、ジャン・ルノワール、音楽=棚川寛子、演出=宮城聰)
6/1(土)・8(土)、15(土)、22(土) 舞台芸術公園 野外劇場「有度」 4,000円
今年も世界から見逃せない作品が静岡に集まるシーズンが到来。注目の宮城聰の作品は、美加理、阿部一徳がSPACに参加するようになって初めての野外劇の新作。しかもメリメの戯曲をもとにジャン・ルノワールが監督した映画「黄金の馬車」を日本の室町時代に翻案したという意欲作だ。

『つく、きえる』(作=ローラント・シンメルプフェニヒ、翻訳=大塚 直、演出=宮田慶子)
6/4(火)〜6/23(日)新国立劇場・小劇場 5,250〜3,150円
ウェールズ、韓国と続いた海外劇作家への新作委嘱によるシリーズもいよいよ最後。ドイツの人気作家が福島にも足を伸ばして取材した日本について、どんな物語を描いたのか注目したい。7月の劇評家講座の対象公演でもあります。

カンパニー・マギー・マラン『Salves -サルヴズ』(演出・振付=マギー・マラン)
6/15(土)、16(日) 彩の国さいたま芸術劇場大ホール 5,000〜3,500円
ダンスと演劇の境界を往還するような作品を作るマギー・マランが2010年に発表した作品。「大砲や火器による一斉砲撃」を意味するタイトルが冠せられた舞台が、悲惨な現実の反映の後に示すのは何か? こちらは8月の劇評家講座の対象公演です。

柾木博行