これから観る舞台9月後半by柾木博行
燐光群『内海のクジラ』(作・演出=坂手洋二、振付=矢内原美邦)
9/22(土・祝)・23(日) 犬島・西ノ谷湾岸 3,500円
7月に上演された「無秩序な小さな水のコメディー」の中の短編『入り海のクジラ』をさらに発展させるという作品。矢内原美邦振付のダンスが犬島の入江でどう展開されるか楽しみ。
砂連尾理/劇団ティクバ+循環プロジェクト『劇団ティクバ+循環プロジェクト』(構成・振付・演出=砂連尾理)
9/22(土・祝)・23(日) 元・立誠小学校 講堂 3,000円
この夏のロンドンオリンピックでは南アフリカの選手が陸上でオリンピックとパラリンピックの両方に出場した。ならばダンスの世界で障碍者と健常者が対等に表現することは可能か? その確認をしてみたい。
SPAC『夜叉ヶ池』(演出=宮城聰、音楽=棚川寛子)
9/29(土)・30(日)・10/6(土) 静岡芸術劇場 4,000円
宮城聰が2009年にSPACで初めて泉鏡花を舞台化した作品。ク・ナウカ時代に手掛けた作品ともまた違う宮城版泉鏡花ワールドを堪能したい。
柾木博行