これから観る舞台・10月後半by藤原央登
ピーチャム・カンパニー『口笛を吹けば嵐』(作=清末浩平 演出=川口典成)
10/14(木)ー 20(水) theatre iwato 3,300円
チラシには川口による長文のマニフェスト文。そして清末は、『wonderland』にこれまた超長文の劇団唐ゼミ☆『蛇姫様』評を寄稿。これが興味深かった。若手の理論派集団として台頭なるか?
遊園地再生事業団『ジャパニーズ・スリーピング 世界でいちばん眠い場所』(作・演出=宮沢章夫)
10/15(金)ー 24(日) 座・高円寺1 4,500円
テキストの断章を入れ替えて上演したリーディング公演は、眠りの世界を舞台に上げるような、浮遊する感触はあった。さて、本公演はそこからどこまで進化するのだろう。
ティーファクトリー『新宿八犬伝 第五巻―犬街の夜―』(作・演出=川村毅)
10/21(木)ー 28(木) 新宿FACE 5,500円
前作から19年の時を経て紡がれる、新宿を舞台とした八犬士たちの蛮勇。早稲田大学演劇博物館の「第三エロチカの時代 1980〜2010解散記念展」も併せて訪れたい。
藤原央登