これから観る舞台・4月前半by西堂行人
二兎社『かたりの椅子』(作・演出=永井愛)
4/2(金)−18(日)世田谷パブリックシアター(三軒茶屋) 5500円
一昨年、芸術監督交替問題で話題になった新国立劇場の魑魅魍魎が暴かれる、永井版「政治劇」か。この春最大の注目作。
Project Nyx『美女劇・伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪』(原作=寺山修司 構成
・美術=宇野亜喜良 演出=金守珍)
4/7(水)−17(土) 芝居砦満天星(東中野) 4200円
寺山修司の原作をもとに、多彩な美女たちが跳梁跋扈する幻想的で妖しい芝居。演出は新宿梁山泊の金守珍。
新国立劇場『夢の裂け目』(作=井上ひさし 演出=栗山民也)
4/8(木)−28(水)新国立劇場中ホール 5250円
東京裁判三部作の再演だが、井上=栗山コンビが国家の劇場で、国家批判を企てる集大成の第一弾。