AICT演劇評論賞とは、国際演劇評論家協会(AICT)日本センターが演劇・ダンスの優れた批評を顕揚し、その発展を図るために、演劇・舞台に関する優れた評論書に贈るものです。
 第15回となる本年は2009年1月〜12月刊行の書籍が対象となりました。

【受賞作】
自由人 佐野碩の生涯 野田秀樹
『自由人 佐野碩の生涯』
岡村春彦(岩波書店)
『野田秀樹』
責任編集/内田洋一(白水社)


 選考に当たっては、AICT会員による全員アンケートを実施、一人三点まで候補作を推薦してもらい、その中から複数の票を集めた次の三点が最終候補作として選考委員会にかけられることになりました。
・『自由人 佐野碩の生涯』岡村春彦(岩波書店)
・『野田秀樹』
責任編集/内田洋一(白水社)
・『僕と演劇と夢の遊眠社』高萩宏(日本経済新聞社)
 今回の選考委員は、江森盛夫、喜志哲雄、扇田昭彦、松岡和子の四名。選考会議は二月十四日に行われ、選考委員のほか進行として賞担当の塚本知佳と次期担当の柾木博行が参加しました。三作品ともそれぞれに選考委員の評価は高く、議論の結果、岡村氏の『自由人 佐野碩の生涯』と内田氏の『野田秀樹』の二作品受賞ということで決定いたしました。