国際演劇評論家協会(AICT)日本センターは、演劇批評に新しい地平を拓く気鋭の若手評論家の登竜門として「シアターアーツ賞」を設け、新進による未発表の演劇・ダンス評論応募作より特に優秀と認められる作品を顕彰しています。

舞台批評家の登竜門、第20回シアターアーツ賞応募作募集!

新進の劇評家の誕生を期待する「シアターアーツ賞」の今年度の原稿を募集しております。締め切りは2015年12月31日(当日消印有効)。選考結果はシアターアーツ本誌と当Webサイトおよび AICTWebサイトに発表いたします。また受賞作品は本誌2015年春号に掲載され、夏に開催されるAICTシアタークリティックナウで表彰式が行われます。賞金は5万円。次代の舞台芸術の批評を切り開く若手の皆さんからのご応募をお待ちしております。

■対象作品=舞台芸術(演劇・ダンス・オペラ・ミュージカルなど)についての批評、論文。期日までにシアターアーツ本誌に投稿された論文も含む。ただし、未発表のものに限る。
■枚数=400字詰め原稿用紙換算30枚程度。原稿はプリントアウトしたものの右肩を綴じ、2 部送付のこと。また、原稿末尾に別紙にて住所・年齢・電話番号・職業・メールアドレスと略歴を付記すること。
■宛先 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町 1-4-4 晩成書房気付『シアターアーツ』編集部 「シアターアーツ賞」係宛

【付記】選考に関するお問い合わせには、一切応じられません。また、ご応募いただいた提出済み原稿は返却いたしませんので、必要な方はあらかじめ控え用コピーをお取りください。なお、当選作の初出掲載権は、国際演劇評論家協会(AICT)日本センターに属するものとします。 


これまでの受賞作

第一回 1996年
野村幸弘「土方巽と日本美術」
佳作
猪俣哲史「演劇ゲームの地平」
川水美穂子「劇的なる女、白石加代子-アングラ演劇における女優像」
北野圭介「ポストモダニズムを射抜く-ミクスト・メディア・シアター」
 
第二回 1997年
佳作
渡辺信也「三谷幸喜論-対話なき世代への慰藉」
横山義士「演劇と平田オリザ」
 
第三回 1998年
受賞作・佳作なし
 
第四回 2000年
佳作
新野守広「ベルリンをめぐる二人の劇作家-平田オリザと川村毅」
 
第五回 2001年
古後奈緒子「アクション芸術の現在形-クリストフ・シュリンジンゲンジーフのパフォーマンス・プロジェクト『オーストリアを愛してね!』」
 
第六回 2002年
佳作
いまむらめぐみ「作・演出野田秀樹『贋作・桜の森の満開の下』-国家権力の問題を巡って」
 
第七回 2003年
永野曜一「『名のり』と『名付け』-秋元松代論」
佳作
坂原真理「演劇は語られているか-ラシーヌとシェイクスピア」
 
第八回 2004年
佳作
丸田真悟「平田オリザの、あるいは平田オリザと、観客――『参加する演劇』をめぐって」
 
第九回 2005年
佳作
長岡彩子「何が歌舞伎か-串田版と歌舞伎版の『夏祭浪花鑑』
森井マスミ「救済という絶望-サラ・ケイン『渇望』を中心に」
 
第十回 2006年
佳作
森井マスミ「虚に咲く実の花一輪-唐組『カーテン 電子城Ⅱより』」
霜康司「ドキュメンタリー・シアターを巡って-闘う演劇」
 
第十一回 2007年
佳作
水牛健太郎「『ソウル市民』三部作を見て」
長岡彩子「木偶と肚-文楽人形遣い・吉田玉男の芸」
 
第十二回 2008年
佳作
嶋田直哉「語られぬ「言葉」たちのために-野田秀樹『ロープ』を中心に」
 
第十三回 2009年
受賞作・佳作なし
 
第十四回 2010年
受賞作・佳作なし
 
第十五回 2011年
佳作
吉田季実子「ミュージカル・蜘蛛女のキス劇評:蜘蛛女の操る幻想
 -『心配しないで。この夢は短いけれど、幸せの物語なのだから』」
 
第十六回 2012年
受賞作・佳作なし
 
第十七回 2013年
堀切克洋「翻訳(不)可能な文化をめぐる旅
──ジャン=ミシェル・ ブリュイエール『たった一人の中庭』──」
佳作
關智子「部外者であるということ─ハビマ劇場『ベニスの商人』劇評─」
 
第十八回 2014年
佳作
宮川麻理子「「せめて鋳型に鉄を流し込むようにその踊りの形の中に自分を流し込むことによって」──川口隆夫『大野一雄について』評」
 
第十九回 2015年
大賞
柴田隆子「不変に挑む普遍的「物語」――She She Pop『春の祭典―She She Popとその母親たちによる』」
佳作
末廣久児「平成花形歌舞伎論 ─ 歌舞伎界の鍔際 ─」