第29回AICT演劇評論賞 決定
国際演劇評論家協会(AICT)日本センターでは、演劇・ダンス等の優れた批評を顕揚し、その発展を図るために、1995年より毎年、その年に刊行された演劇・ダンス等の舞台に関する評論書を対象にしたAICT演劇評論賞を設けています。
AICT会員全員へのアンケートにより候補作を推薦してもらい、得票数の多い著作を最終候補作として選考委員会にかけて受賞作を決定しています。
第29回となる今回は、2023年1月から12月までに実際に刊行された書籍が対象となり、受賞作が決定しましたのでお知らせします。
第29回AICT演劇評論賞
小田中章浩
『戦争と劇場 第一次世界大戦とフランス演劇』(水声社)
關智子
『逸脱と侵犯 サラ・ケインのドラマトゥルギー』(水声社)
選考委員(河合祥一郎、永田靖、濱田元子)による選評および、受賞者お二人の「受賞の言
葉」は、今春刊行の紙版『シアターアーツ』68号に掲載されます。
(これまでの受賞作はこちらでご覧になれます。)