これから観る舞台 6月前半by柾木博行
『南部高速道路』(原作=フリオ・コルタサル、構成・演出=長塚圭史)
6/7(木)〜 24(日) シアタートラム 5,000円
アルゼンチンの作家の短編小説をもとに長塚圭史が俳優たちと長期のワークショップで作りあげた舞台。4日・5日はプレビュー公演あり。
五反田団『宮本武蔵』(作・演出=前田司郎)
6/8(金)〜 17(日) 三鷹市芸術文化センター 星のホール 2,800円
吉川英治原作……のわけはなく、今回もゆるーい前田ワールドで、まげもつけずに展開するムサシ。とはいえ相手を油断させて鋭く斬り込む点では最適な題材かも。
パリ・オデオン座『オリヴィエ・ピィの 『<完全版>ロミオとジュリエット』』(作=W・シェイクスピア、演出=オリヴィエ・ピィ)
6/9(土)・ 10(日) 静岡芸術劇場 4,000円
オリビエ・ピィがオデオン座の芸術監督を去り来年からアヴィニョンへ移るのにあたって制作した最後のプロダクション。テキストをカットせずにピィ自身がフランス語へ翻訳した、上演時間200分の大作だ。
柾木博行