これから観る舞台・1月後半by西堂行人
黒テント『青べか物語』(原作=山本周五郎、上演台本・演出=鄭義信)
1/18(水)〜 29(日) イワト劇場(神楽坂)2,500〜 4,500円
今や大作家になった鄭義信だが、元は黒テントの赤い教室出身! その彼が斎藤晴彦、服部吉次らを演出する。果たして新・蕩児の帰還はいかに?
劇団太陽族『異郷の涙』(作・演出=岩崎正裕)
1/23(金)〜 24(日) あうるすぽっと(東池袋) 2,000〜 3,500円
第二回日韓演劇フェスティバルで岩崎作品が上演される。今絶好調の関西の雄に現代を抉る快作を期待したい。北九州と大阪公演もあり。
てがみ座『乱歩の恋文』(作=長田育恵、演出=扇田拓也)
1/26(水)〜 29(日) シアタートラム(三軒茶屋)2,000〜 2,500円
王子小劇場の初演は戯曲と演出が圧巻だったが、劇場が広くなって、どう空間が活かされるかが見もの。今もっとも注目すべき劇作家である。
西堂行人