これから観る舞台・1月後半by柾木博行
劇団鹿殺し『僕を満ちて。〜燃える湿原と音楽〜』(作=丸尾丸一郎、演出=菜月チョビ)
1/15(土)〜23(日) 本多劇場 3,200〜4,500円
ここ数年で評価を高めてきた鹿殺しが、とうとう本多劇場に進出。軍隊ばりの合宿生活をしつつ、ストリートライブで人目に身をさらしてきた彼らが、中劇場でどこまで暴れられるか、見届けたい。
東京芸術劇場プロデュース『チェーホフ?!』(作・演出=タニノクロウ)
1/25(火)〜2/13(日) 東京芸術劇場 小ホール1 4,500円
東京芸術劇場が、この春からの改修工事のための休館に入る前に行う最後の主催公演。精神科医から「元・精神科医」になって、さわやかな雰囲気を打ち出しているタニノがどんなチェーホフを作るのか、鴻英良のドラマトゥルクというのも気になる。
おにぎり『斷食』(作=青木豪、演出=いのうえひでのり)
1/26(水)?30(日)座・高円寺1 4,000円
村木仁、市川しんぺー、池谷のぶえが結成した新ユニット「おにぎり」の旗揚げ公演。脚本が青木豪、演出がいのうえひでのりという豪華な布陣。特にいのうえは、ヴィレッヂ制作公演以外で演出するのは初めてのはず。どんな舞台ができるか見逃せない。
柾木博行