これから観る舞台・11月後半by柾木博行
世田谷パブリックシアター公演『現代能楽集V 春独丸 俊寛さん 愛の鼓動』
(作=川村毅 演出=倉持裕)
11月16日(火)− 28日(日) 5,500円 シアタートラム
川村毅×倉持裕の組み合わせが、吉と出るか凶と出るか。水と油のような二人をつなぐのは、小野寺修二の振付?
『巨大なるブッツバッハ村──ある永続のコロニー』(演出=クリストフ・マルターラー)
11月19日(金)− 21日(日) 5,000〜4,000円 東京芸術劇場・中ホール
今年のF/Tでの目玉作品。リーマンショック後の先行きの不明な世界を描いて昨年作られた作品が、ふたたび自由貿易主義によるグローバリゼーションへと動き出した中で、どんな姿を見せるのか注目。
マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』(演出=松田正隆)
11月24日(水)− 11月28日(日) 2,500円 池袋自由学園明日館 講堂
「ヒロシマ―ナガサキ」シリーズの第3弾。今回はチェルフィッチュが昨年金沢21世紀美術館で行ったような、展示物と連携した形で役者の身体を観客に提示するという。
柾木博行