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シアタークリティックナウ2010「脱出せよ! 日本演劇」開催のお知らせ
シアタークリティックナウ2010
 戦前より日本の新劇にたずさわりながら、命からがら世界を転々としていき、最終的に亡命先で「メキシコ演劇の父」とまで称されるにいたった 国際演劇人、佐野碩。 一方、自作の多国語上演を粘り強く実現させ、今や押しも押されぬ国際人となった野田秀樹。 二人の演劇的軌跡を描いたAICT賞受賞作を、受賞者と野田氏本人を交えたシンポジウムを交えてふりかえりつつ、日本演劇 の「脱出」の契機を探る。


 国際演劇評論家協会(AICT)日本センターでは、毎年「シアター・クリティック・ナウ」と題して、AICT演劇評論賞の授賞式と関連イベントを行っております。今年のAICT演劇評論賞は、『自由人 佐野碩の生涯』岡村春彦(岩波書店)、『野田秀樹』責任編集/内田洋一(白水社)の二作品です。
・ >> 第15回AICT演劇評論賞決定
 今年の「シアタークリティックナウ」では、岡村春彦氏、内田洋一氏のほか、野田秀樹氏にも参加いただき、シンポジウムを開催いたします。
日時:7月19日(月・祝)17:30(開場17:00)
会場:座・高円寺2F カフェ・アンリ・ファーブル
   http://www.cafe-fabre.net/
第1部 AICT演劇評論賞 授賞式 & 記念シンポジウム「脱出せよ! 日本演劇」
・野田秀樹×内田洋一×扇田昭彦×野田学
・岡村春彦──受賞の言葉
料金:1,000円(当日受付精算)
 ※シアターアーツ定期購読者は無料(先着30名まで、要予約)
第2部 レセプション 20時〜
料金:3,000円(当日受付精算、要予約)
 ※立食形式のパーティです。カジュアルな雰囲気ですのでお気軽にご参加ください。
内田洋一(うちだ・よういち) 1960年東京生まれ。日本経済新聞文化部編集委員。著書に『阪 神大震災は演劇を変えるか』(共著、晩成書房)、『あの日突 然、遺族になった阪神大震災の十年』(白水社)、『風の天主 堂』(日本経済新聞出版社)。国際演劇評論家協会会員。
岡村春彦(おかむら・はるひこ)1935年生まれ。演出家。劇団民藝水品研究所に学ぶ。1960年米 倉斉加年らと劇団青年芸術劇場(青芸)を旗揚げ。『魔女伝説』 などに出演。『おもて切り』『森は生きている』『天の魚』など 演出。
協力:座・高円寺/NPO法人劇場創造ネットワーク
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