第30回AICT演劇評論賞 候補作発表
国際演劇評論家協会(AICT)日本センターでは、演劇・ダンス等の優れた批評を顕揚し、その発展を図るために、1995年より毎年、その年に刊行された演劇・ダンス等の舞台に関する評論書を対象にしたAICT演劇評論賞を設けています。
第30回となる今回は、2024年1月から12月に刊行された書籍を対象とし、AICT会員によるアンケート投票により、一人三点まで候補作を推薦してもらい、得票数の多かった次の上位三作を最終候補作として決定しました。
最終候補作
永井聡子『新・舞台芸術史──劇場芸術の境界線から読み解く』(現代図書)
日比野啓『「喜劇」の誕生──評伝・曾我廼家五郎』(白水社)
本橋哲也『鈴木忠志の演劇──騙る身体と利賀の思想』(月曜社)
選考会議は、梅山いつき氏、河合祥一郎氏、永田靖氏、濱田元子氏の四名の選考委員で行い、受賞作品の発表は2025年3月初旬を予定しています。
(これまでの受賞作はこちらでご覧になれます。)